芸能人格付けチェック
大好きな番組のひとつです
今回『ファッション』を見抜くチェックがあり、とても興味を惹いたので、シェアしたいと想います
帰宅途中、娘からLINEがあって
『今日何時に帰ってくる?格付けやるらしい
あなたの興味ありそうなファッションっていうチェックがあるらしい!』という連絡が!
それはもう楽しみに急いで帰宅して、一緒に楽しみました( ◠‿◠ )
一目でわかったスキルの違い
長年視聴してるけど、はじめてだったファッション
チェック5「ファッション」
https://www.asahi.co.jp/kakuzuke/
一流デザイナーが手がけた衣装と、専門学校の学生が手がけた衣装を見比べ、どちらが本物かを当てる。
正解の衣装を手がけたのは、「ヨウジヤマモト」「ユニクロ」で活躍したのち、ニューヨークで自身のブランドを立ち上げた一流デザイナー、タナカサヨリ。不正解の衣装を手がけたのは、プロのデザイナーを目指し勉強中の大阪文化服装学院の3年生ら。正解、不正解とも3種類の衣装をモデルが着てランウェイを歩く。このチェックはチーム全員がチャレンジする。
タナカサヨリさん
正直認識はありませんでしたが、経歴からモードよりなデザインかな。とは想像してました
(ヨウジ ヤマモトは大好きなアレキサンドロスがよく着ているブランド!)
娘とAとBのランウェイを見比べて
ワタシが出した答えは『B』
浜田さんの正解が出るまでドキドキしてましたが、正解でした★
『ファッションに正解不正解はありません。』とタナカさんもおっしゃってました。ワタシもその部分は深く共感しましたが、今回は明らかな決定的な違いがありました
それは、表現スキルの振り幅の違い
今回の学生のおふたりはとても優秀で未来ある若者だったと想像できます
でも3パターンとも、同じような『パンツ』のファッションだったんですよね
一方、タナカさんは三人三様、それぞれ雰囲気の違うファッション
カラフルな柄のテキスタイルで色を計算され、フリンジラインもキレイなデザイン
男性は外巻きスカート風パンツで、ジャケットコートのラインも洗練されてました
ミニタイトに合わせたドレープのついたジレっぽい羽織りは、タナカさんご本人もお召しになってました
この『パンツの3パターン』と『三人三様』の発想の違いこそがスキルの違いです
数字に例えると『1×3』と『3×3』の違い
引き出しの数が多いからこそ、方向性の違うデザインを表現できるんです
出演者の方もおっしゃってましたが、学生のファッションは
『今っぽいパンツ、エネルギッシュ感を感じる』ホントその通りですが
少し厳しめに言えば、今っぽさしか今は引き出しがなく、単なるバリエーションになってしまう…
ここがデザインの経験値の絶対的な違いです
今でこそ違いがわかるので、こうやって言語化できるようになりましたが
ワタシも若かりし頃は全然スキルや経験不足で
こういったアドバイスもわかったようで理解できてなかったんです
スキルは経験と数をこなすからこそ身につけれるものであり、知識や机上論ではないこと
これはビジネスも同じなので
参考になればと想います
デザインもファッションも同じ
今回はファッションのデザインでしたが
これは紙媒体でもWEBでも同じケースが多々あります
『違うデザインを2種』といってもバリエーションを出してくる…(そうじゃないんです…)
『違うデザイン』ができるかどうかが、デザイナーのスキルそのものです
ファッションも同じだと考えてます
違うテイストやお客様の要望にあったファッションやブランドを提案できるかどうかが
パーソナルスタイリストのスキルです
自分の好きなファッションをお客さまに当てはめるものではありません
コーディネート自体はバリエーションなので、多ければ多い方がいいのですが
お客さまのご要望やお悩みに対して提案することがワタシたちの仕事であり
自分のスキルを見せびらかすこととは、違います
デザインもファッションも
いかにクライアントの希望や要望に沿った提案ができるかどうか
が、本当にスキルの高さです
あなたがもしデザイナーや¥を選ぶ時は
好みや相性も踏まえた上で
いろんな振り幅のデザインをされているデザイナーこそが実力がある。と捉えてください
今回の学生のデザイナーさん
センスは抜群できっと期待されていると思いますから
思いっきり経験値を積んで、デザイナーとして活躍して欲しい!と思います
あぁワタシも応援する側になったんだな〜(しみじみ‥)
今日もお読みくださり、ありがとうございました♡
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